アマプラで偶然見たがこれが大傑作だった!
吃音のある女の子とミュージシャンを夢見る音痴な女の子の青春ストーリーなんだが、まず主演の南沙良&蒔田彩珠の演技が素晴らしい!この世代にしか出せないキラキラ感が半端ないのだ。
特に二人でストリートで歌っている時のキラキラ感はまさに青春。このシーンだけでもずっと見ていたい。
ラストがまた素晴らしい!「魔法はいらない」と歌うかよ、その歌に答えるかのように激白する志乃。「魔法はいらない」「私は大島志乃だ。これからもずっとこれが私なんだ!」音痴な自分を、吃音の自分を、コンプレックスを受け入れて生きていく決意表明だ。
そして2人はそれぞれの高校生活へ。安易に仲良しの二人に戻らないラストが切なくも美しい。ハリウッド映画なら志乃が歌って仲良しに戻ってメダタシメデタシなんだろうなぁ。でも青春やコンプレックスってそんなに単純じゃないんだよな。
キラキラしているしのかよを見ているとゲーㇺのライフイズストレンジのクロエとマックスを思い出した。ライフイズストレンジも安易なハッピーエンドじゃないのが素晴らしかった。
とにかく大大大傑作邦画です。BDも買おうと思う。