2010もPerfumeの勢いは留まることを知らない。3月に初のファンクラブ会員限定ライブハウスツアーを堂々開催。4月には「不自然なガール/ナチュラルに恋して」発売。
8月には「VOICE」発売。
実は私はこの3曲好きではない。歌詞を含めてガーリーな感じがたまらなく嫌だった。しかし売り上げは好調。掲示板でも絶賛の嵐だった。まぁ曲の好みはそれぞれだからそんな時期もある。
11月3日、東京ドーム公演『Perfume LIVE @東京ドーム「1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11」』を開催。来るとこまで来たって感じ。感想については当時mixiに書いていたものを引用してみる。
『ドームの話を聞いたときは無謀だと思ったけど超満員で「興行的」には大成功でしたね！
オープニングはウェディング風。この広い会場で映像演出をほとんどしないとは王者の貫禄ですね。僕のいたバルコニーからはどれが誰かの判別も難しかったがそんなのは小さなことだ。
1曲目はまさかのシクシク！ブレイク時の一拍のタメが追加されており痺れました。たった数秒のタメで心が震えました。GAMEも足跡バージョンからの入りで僕のテンションはMAXへ！
MC＆客いじりはいつものPerfume。30分以上やってたかな？僕はニンジンチームでした。元ネタは知らないがお肉！のコール＆レスポンスなどずいぶん「幼稚」…いや心温まるひと時でした。
ほどよく体が冷えたところで「LOVEな曲」の時間へ。そして575初披露！スクリーンには「君の名が 頭の中から 離れない」だの「ホントだよ！ フザけてないって 会いたいよ」だの恋をテーマにした俳句が映し出されるフザけてるとしか思え…いや前衛的な仕掛けが！
着替え～Perfumeの掟は圧巻でした。これぞ『Perfumeの世界観』！後半にもいやがおうにも期待が高まります
後半一曲目はVOICE。スクリーンには歌詞が映し出されるカラオケ映像的な…いや始めて聞く人にも配慮した仕掛けが！そして近未来2部作へ！近未来は『3部作』だったような…この曲順でやるならリニ…なんて全然思いませんでした。
鳩の話などのMCを挟みPSPS＆DFとメッセージ性の強い曲が続きPTAのコーナーへ。いつもの「歯磨きの歌」などを経てTBT、セラガ…の振りの練習！サビの振りの練習のみで本編無しなんてこれが「ファン参加型」って奴ですよね。PerfumeのLIVEにもいろんな意味で「お決まり」が増えてきましたね。
ここから先は曲順は入れ替えてましたがジェニー、チョコ、パピラなど「いつもの後半曲」のラッシュ！Perfumeではカートに乗り場内を回りサインボールを投げ入れるサービスが！１F席は良く見えるしボールは来るしで大当たりでしたね。
そしてアンコールではねぇを初披露！あのステップは遠くてもすごさが伝わりました。そして溜めに溜めたポリリズムでフィニッシュ!!!
いやーホント良かったです。バルコニー席は薄明かりがついてて気分が出ないし音が小さかったなんて全然思ってないです。edgeもそれに変わるものもないし舞台演出が劣化したなんて全然思ってないです。LIVEで汗ひとつかかないなんて初めてですもん。ホント「値段分」以上は楽しめた「コンサート」でした。』
そうPerfumeを追いかけ始めて初めてLIVEを楽しめなかったのだ。当時は仕事でも色々問題を抱えており素直に楽しめなかった面もあると思う。それでもPerfumeならそれを吹き飛ばしてくれると信じていたのだ。
掲示板で感想を書いても『最新のPerfumeが最高のPerfume』『文句言うなら他界しろ』『最高のLIVEに水を差すな』等盲目的なレスで埋め尽くされすでに批判は許されない雰囲気だった。
絶望した。Perfumeってこんなもんだったのか…もうファンクラブなんて辞めてしまおうとまで思った。
救ってくれたのはやっぱりPerfumeだった。
～Perfumeと私2010 後編に続く
今日したこと
・コーナンでウインドウショッピング。外は暑すぎてサイクリングも無理。
